台東の家 現場日記その1

9月22日に、都内の住宅プロジェクトにて地鎮祭に参加いたしました。

地鎮祭は、工事の無事や安全と建物や家の繁栄を祈る儀式です。

工事の着工にあたり、神職をお招きして神様にお供え物をし、祝詞をあげ、お祓いをして浄め、最初の鍬(くわ)や鋤(すき)を入れ、工事の無事を祈ります。

地鎮の儀では、その土地で初めて草を刈る「刈初(かりぞめ)」を設計者が、初めて土をおこす「穿初(うがちぞめ)」をお施主様が、初めて土をならず「土均(つちならし)」を施工者さんが行います。最後に神職が鎮め物を納めます。


廣瀬が、「地鎮の儀」にて、刈初を行いました

地鎮祭に際して施工者さんが地縄張りを行い、大まかな建物の位置を示しました。これから着工すると、水盛り・遣り方を行い建物の基準を定めていくこととなります。

当日、来週から週1度の現場定例を行うことの確認、今後の進め方についてお施主様・施工者さんとお話しました。

これから、いよいよ着工となります。設計者として身の引き締まる思いです。本ブログでも工事の様子をお届けしたいと考えております。