【ブログ】中野の家 現場日記6/竣工、お引渡し

12月になりましたね。一年が本当に早く感じます。

中野の家は11月に無事竣工を迎えました。お施主様のご厚意により内覧会も開催させていただきました。新型コロナ感染予防にご協力いただきながらも、多くの方にご来場いただけたことが大変うれしく、改めましてご来場者様ならびに開催にご協力いただいた皆様に感謝いたします。

ありがとうございました。

最初にご相談いただいてからおよそ二年にわたるプロジェクトでしたが、無事にお引き渡しができひとまず安堵しております。家は完成してから住まい手が生活の中でオリジナルの色を付けていきます。完成したら終わりではありません。
アフターフォローも設計事務所の大切な役割ですので、今後も住まい手の力になれるように携わっていきたいと思っています。

中野の家は、お施主様が子供の頃から慣れ親しんだ住まいの記憶があり、親戚共通の思い出が詰まった場でもあるため、この土地の記憶を継承することが大切と考えてきました。
庭の風景を残し、既存家屋のガラスを再利用し、玄関ホール吹き抜けの建具や外部表札柱のアクセントとなる照明にリデザインしました。
また塀に使用されていた大谷石は駐車場の敷石として活用しました。

門柱:ライトにはお施主様が持っていたモザイクガラスのプレートを使用

 

駐車場:敷石は塀に使われていた大谷石を転用

 

吹抜け窓:既存家屋に用いられていたガラスを使ってリデザイン

 

リビングなどの内観はWORKSにアップ予定ですので是非ご覧ください。