中野の家現場日記も4回目。今回は屋根葺きと防水・通気に関してです。
ガルバリウムの平葺き大屋根
東京は梅雨明けしましたが遡ること梅雨入りした頃、中野の家では屋根が葺き終わりました。少し梅雨と重なってしまいましたが、本格化する前に屋根葺きを終えられホッとしています。
この大屋根は中野の家の外観の最大の特徴ともいえます。平葺きとしたのは、水平ラインが建物の奥行き感を引き立てるというデザイン上での狙いと、急こう配で十分な傾斜が取れ防水上も問題ないと判断したためです。
足場が外され綺麗に外観が見れるようになるのが楽しみです。
通気経路と防水処理
屋根の通気経路は垂木とする納まりとしました。写真のように垂木下には透湿防止シートを敷き、二次防水の役割としその下に断熱材を入れていきます。壁の通気経路は軒裏で屋根通気とつながっており、棟、隅棟に設けられた換気部材より排出される納まりとなっています。
下の写真はサッシ周りの透湿防水シートと通気胴縁です。シートの重ね方、端部の処理、通気経路などをしっかり確認します。
まだまだ工事は続きます。